鳥海山 象潟口


登山日 10.6.26


単独で象潟口へ。
 うっかり寝過ごしてしまった。そのお陰で体がだるかったが、だるさに合わせて即座に思いついたのが、傾斜の緩い象潟口から登って花を楽しみ、下山後に道の駅で岩ガキを食べるという、花見+グルメ山行だった(^^;

 象潟口はほぼ観光地化しているので混んでいるかと思いきや、さほどでもなかった(出発が遅いからか)
 しばらくは面白みのない石畳が続くが、咲き始めた花があると幾分心が弾む。

 御浜に着くと、多くの登山者がいた。弁当を広げる人、写真撮影にいそしむ人、あるいは読書にふける人と、皆思い思いの時間を過ごしていた。それぞれの時間がそれぞれの速度で流れているという雰囲気であり、不思議な感覚であった。

 御浜からは、鮮やかな花を楽しみながら七高山へ。御浜より先は、あまり人が歩いておらず、花との対話だけの静かな山行であった。

 七高山で小休止。夥しい虫(甲虫が多かった)が飛び交っていた。新山へ移動。久々に胎内くぐりへ。ひんやりした感じがよかった。

 新山からは千蛇を下り、扇子森手前の分岐から鳥の海へ。
 鳥の海へ行くのも久々である。なんだかこの日は全てが久々であった。

 半年ほどスキーを楽しみ、一転して花を楽しむというのも、鳥海山ならではというところか。


10:31
11:19
御浜
12:39
〜49
七高山
13:04
〜11
新山
14:13
鳥の海湖畔
15:13




ゴゼンタチバナ




カラマツソウ




ツマトリソウ




イワカガミ

と花を楽しみながら御浜へ




この景色も久々に見た




ハクサンイチゲは盛りを過ぎていたが、一部元気な群落があった




ハクサンチドリの色は、どうしても鮮やかに撮れない…




チングルマは、株によっては集合果になりかけているものもあった




ミヤマキンバイの群落

御浜以降は、かなり目立って咲いていた




外輪の主役はイワウメだった




白と黄色のコラボがいい?








ミヤマリンドウはこの一輪だけ見た




ツガザクラも咲き始め




イワベンケイ




外輪の一部と神社付近では、チョウカイフスマがチラホラと顔を出し始めていた

これは外輪にて




神社付近にて




神社付近にて、花弁6枚のチョウカイフスマ




神社付近でもミヤマキンバイの黄色が目立っていた








千蛇を歩いて下るのは久しぶり




扇子森の手前から鳥の海に下りる道では、ヒナザクラが咲いていた




鳥の海へ向かう途中、山頂を振り返る




湖畔にて




湖畔に咲いていたバイカオウレン




湖畔から山頂を仰ぐ
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