会山行。4名で。
当初は和賀山塊の沢に入る予定だったが、豪雨の影響が避けられないと判断して取り止めに。趣向を変えて、近くの低山に目を向け、赤田五峰山のお山がけを考えた。特に、道のない傾山(かたがりやま)に注目した。
赤田川沿いに林道があり、少し沢を遡行して二俣を左へ入り、黒森山との鞍部から山頂を目指すというものだった。
当日、「林道があるから」と4名中3名は沢の準備をしてこなかった。やはり沢の準備があった方が楽だろうということになり、一旦道具を取りに帰ってから改めて出発。これが正解だった。
赤田大滝の駐車場から少し林道を歩くと、道が灌木に覆われ、しかもその周辺は歩いていたら足元が崩れてきた。早々に沢へ下り、遡行することとなった。
低山の沢ということもあり、あまり期待はしていなかったが、滝、際どいへつり、ナメ等、なかなか楽しませてくれる沢だった。
当初の予定通り傾山へ向かう左俣へ入ったが、しばらくすると壁にぶつかった。簡単に巻けるところだったが、山頂へ行ってから下山ルートに難儀するだろうということでここから引き換えし、赤田川を詰め、笹森山・東光山へ向かうこととした。
近場の低山ということであまり目を向けなかったが、思いのほか歩きごたえがあった。なお、全体的に虻が多く、何か所か喰われた。
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