鳥海山  矢島口(旧道)


登山日 13.11.3


 昨年は諸事情で参加できなかったが、今年は本荘山の会恒例の「山童祭」に参加。
 会長をはじめ、皆で持ち寄った食材・酒でなんとも豪華な食事でした。皆さん、ありがとうございました!(こういう時に酒が強い人はつくづく羨ましいと思う。(笑))
 恒例の山道具オークションもあり、盛況でした!

 翌日はこれも恒例の初冬訓練(鳥海山)組と、丸森組に分かれて登山を開始した。
 事前に高層天気図を確認したところ、850hPa面(約1500m)では強風。その上では上昇流があり、気温はあまり下がらず、雨天が予想された。とすると、この時期としては最悪の横殴りの雨か?と思われたが、行けるところまで行くことにした。

 祓川に到着すると、既に強風。体温を奪われ、体感温度は低く感じる。正直言って寒かったので1枚余計に着たが、歩き始めると暑くなり、すぐに脱いだ。

 康ケルンまで来た。7名のうちアイゼン・ピッケルがあるのは4名。残る3名は途中で引き返すとして、この先どうしようかと話し合った。雪が柔らかいので、氷の薬師くらいまでは行けるだろうと見込み、その先はその場で判断することにした。

 氷の薬師手前で、弱い雨が降ってきた。幸い、登山道はあまり風が当たらず、最悪の条件にはならなかった。
 氷の薬師を過ぎ、舎利坂に入る少し前で装備のない3名に加え、もう1名が引き返すことになった。

 残る3名で山頂へ。こんな天気の中山頂に行っても面白くないとばかり思っていたが、この日は初冬訓練であったことを思い出した。面白いかどうかではなく、訓練の日だから、無理をしない限りではこのような中で登るのも必要だったのだ(笑)。

 舎利坂に差し掛かると風が強くなってきて、上まで来たら急に強くなった。山頂に向かうときは追い風になり、ほとんど前につんのめりながら歩いた。山頂では写真を撮ってすぐに退散した。
 結局、心配された雨は降ったことは降ったが、さほどでもなかった。

 ちなみに、手元の温度計では、山頂は0℃くらい。筆者の温度計はどうやら低めのようなので、実際はもう少し高かったのかも知れない。早く雪に覆われてほしいものだが。






前日に行われた山童祭の様子。




ヒュッテより山頂の様子。このときは「良くて七ツ釜かな(それ以上は登っても面白くないだろう)」と思っていた。




強風のため風を避け、ヒュッテの裏で記念撮影してスタート




御田にて




七ツ釜




氷の薬師手前

ガスに覆われた




氷の薬師




山頂




下山

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