単独にて。先週,本荘山の会の恒例行事「初冬訓練」が天候の関係で中止になり,寂しさを感じていたが,この日天候がよさそうだったので,1週間遅れで初冬訓練も兼ねて実施。午後から所用があるため単独とした。
祓川に到着するまではある程度下の方まで積雪があるかなと思っていたが,ここ数日の間にだいぶ解けてしまったようだ。車道の脇に少々白いものがある程度であった。
祓川に着き,ヒュッテに冬用の灯油をデポし登山開始。
歩き始めからやや風が強く,カッパの上下を着ることにした。
登山道の雪はすぐに現れたので踏みしめてみると,いわゆるモナカ雪であった。この時点で登頂まではいつもの倍くらいの時間を要するだろうと見積もる。
所々膝くらいまでズボッと埋まりながら歩を進め,七ツ釜を経て新道へ。新道は風が吹き付けて寒い。途中で中間着を1枚着,また歩を進める。
アイゼンが必要かと思っていたが,七高山へのトラバースまではほとんど使わなかった。
舎利坂はあまり雪が着いていないように見えた。アイゼンを履いたままだったので,登山道を外れ,雪のある方から山頂へ。
ちなみに,登山道が埋まるほどの積雪は全体を通じて無かった。
山頂は(正確にはトラバースの途中から)ほぼ無風。この時間は筆者の他には誰もおらず,少しのんびりしてから下山。
下山時は旧道を選んだ。
やはりアイゼンを履いたままだったので,しばらくは登山道を外れて歩く。
舎利坂から若干康新道側の沢にたっぷりと雪が着いていたのでその沢を下降,途中で登山道と合流。
旧道はほとんど風がなく,また気温も上がってきたので暑い。カッパの下と中間着を脱ぎ,軽装になって下山した。
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