登山日 | 15.5.6 |
大師匠と2名で。 ここ数年,GW中は「混雑する」という理由でどうも山(鳥海山でのスキー)へ行く気がしない。過去の記録を見てみたら,会山行で北面に行く場合は別として,2012年からGWには山へ入っていなかった。 今年もそのつもりでいたが,最終日はさほどでもないだろうと見込み,単独での計画を立てていた。すると,前日に大師匠から本コースのお誘いを頂いた。数年前,やはり単独での構想を練っていたが,なんだかんだ言って結局できずにいたことから,ありがたくお誘いを受けることにした。 当日,湯ノ台の車止めに着いてみると,ほとんど車がいなかった。見込みが当たった訳である。連休最終日に加え,今年は雪が恐ろしく少ないことも空いている一因であろう。 登山口から外輪へはほとんど人がおらず,静かな山行を楽しめた。また,外輪から千畳ヶ原へ滑り込むコースには,我々の他にもう一つのパーティが来ていたが,他のパーティはおらず,やはり静かな滑走を楽しめた。 下山時,雪の少なさに加え,残念な出来事があった(最後の写真を参照)。 |
出発直後。 雪解けが進み,車止めは,例年に比べ相当上部。また,写真のように雪の汚れが黒く目立つ。 |
ブナの新緑がまぶしい。 |
奇形ブナが多い。 |
上部も雪解けが進む。5月初旬とは思えない少なさだ。 |
上手く撮れなかったが,日暈が出ていた。 |
外輪から滑走を開始し,斜面半ばで千畳ヶ原を見下ろす。 |
千畳ヶ原より |
滑走した斜面は手前の尾根の奥(見えない) |
車に到着し,スキーの汚れを見る。 但し,板が光ってしまい,上手く撮れていない。 |
さて,残念な出来事とはこのスキーの汚れである。 事前に大師匠から話を聞いていたのだが,滑走面に黒くベッタリした油汚れのようなものがこびりついていた。これまでも今日のように黒く汚れた雪面を滑ったことがあったが,このような汚れは着かなかった。 なお,滑走を楽しんだ上部もそれなりに汚れていたが,油汚れのようなものは付着しなかった。 どうやら,標高でいうと1,000m前後の汚れのようである。 大気中を漂って運ばれてきた汚染物質なのだろう。この辺りより標高が低い場所はどうなっているのだろうか。また,今後はどうなるのだろうか。 |