登山日 | 15.11.1 |
前日,本荘山の会恒例の山童祭。筆者は今年も参加させて頂くだけでした。準備をして下さった皆様に感謝申し上げます。 翌日,これまた恒例の初冬訓練。昨年は天候不順で流れ,その前も天候の関係で流れたり途中で引き返したりという年が続いていた。思えば,2007年の山童祭から山の会にお世話になっているが,その年晴れたのを除けば他の年は(山頂まで行けた年でも)あまり天候は良くなかったのではなかろうか。 今年は,前日に高層天気図を見ると,好天が見込まれた。うまく行けば登り始めから,そうでなくとも途中からは晴れるだろと予想した。 そして当日,朝。曇天である。さてさて。 祓川〜鳥海山へは8名が参加。うち新山まで2名,七高山まで6名,新道分岐まで2名。 |
祓川の駐車場は既に積雪があった。 |
その中,準備する。 |
見えないな〜 と山頂方向を仰ぐ |
登り始めより積雪があるのは,初冬訓練の名にふさわしい。 |
賽の河原 行く手はどんより |
御田の手前にて,カラスの頭が見えた |
ときおり日が差す。雪面に投影された灌木が美しい。 |
この辺りは霧氷になっていた。 |
その中を登る。 |
避難小屋入り口。奥に見えるのは康ケルン。ここで一本取ることにした。 |
少し日が差す |
しかし,すぐガスに覆われる |
氷の薬師手前まで来た。晴れないな〜と思っていたら… |
サッと雲が引いて, |
すっきり晴れた! |
氷の薬師へ |
進むと山頂が顔を出した。 飛行機雲が短く,空気が乾燥していることがわかる。 皆ここで一本取ることにしたが,筆者はスイッチが入ってしまい,先行することにした。 |
この時期のこの好天の下で登るのは何年振りか |
灌木が低い。大分積雪があるようだ。 |
霧氷が育ちつつあるも,いずれ雪の下に隠れる |
背の低い草等に付着したエビの尻尾。まるでキノコのようだ。 |
早くスキーがしたい… |
雪に覆われた鳥海山も美しいが,霧氷が付着した灌木が出ている姿も変化があって美しい。 |
後続 |
山頂へ |
山頂付近はエビの尻尾だらけ |
標柱に付着したエビの尻尾,というより鎌のようだ。 |
外輪と雲海 | 少し待つと,菊地さんが山頂へ到着。後続はまだ時間がかかるようだった。
その時間を利用し,新山へ行くという菊地さん。筆者も同行することにした。 |
一旦谷へ下り,七高山を見上げる。空の青が何ともいえない。 |
アニマルトラック なんだろう? |
新山より,七高山に到着したメンバー |
新山より,雲海 |
下山。登山道から外れて雪がある斜面を行く。 |
山頂に沈む太陽 |
景色を堪能しながら下りた |
竜ヶ原に着いた時点では山は恥ずかしがっていたが, |
すぐに顔を出して一行を見送ってくれた。また来ます!そのときまたよろしく! |
失敗談を一つ。 久々の雪山,気分が高揚していたせいか,スパッツを忘れてしまった。 ほとんど先頭でラッセルをしたこともあり,雪が入って靴下に浸み込み,更には靴の中がびしょびしょに。 天候が良く,暖かかったので冷えはしなかったが,反省すべき忘れ物であった。 |