鳥海山  中島台〜


登山日 16.4.16


 久々の山。転居を伴う転勤で,再び横手市居住となった関係で,3月は全く行けなかった。この日は夕方から本荘山の会の総会があるので,天気が持てばこれに合わせて登ろうと計画を立てていたが,なんとか持ちそうだったので,行かせてくれた家族に感謝しながら中島台へ。

 管理棟へ到着すると,既に駐車場は完全に露出していた。
 管理人のDさんより「橋までは木道が露出している」という情報を頂く。この時期にそこまで雪解けが進んでいるなんて,過去に経験がない。ちなみに,雪解けが進んでいる様子は,山の上部まで同様であった。

 さて,日焼け止めを塗ろうと思って,ザックのポケットを開けると,何故かない。最後に使ったのは前回の稲倉山中であったことから,どこかに落として来てしまったのだろうか。
 雪焼け(というより火傷)になることを覚悟して歩き始めるかと思いながらあれこれ探していると,バラクラバを発見。暑いが火傷するよりずっといいと思い,被って歩き出した。ただ,結果的にこれが威力を発揮することになった。

 歩き始めはよく晴れていたので,最初のビューポイントではハッキリと山頂を拝むことができた。

 905のビューポイントに着く頃には,大分曇ってきていた。
 しばらく登ると急に風が強くなり,雪や氷が削れて飛んできた。このとき,バラクラバが非常に役に立った訳である。

 神社まで登ったが,風が強く,これ以上登っても面白くないので,下りることにした。
 ここから(というよりこれまでもだが)が問題であった。
 久々の山行であることに加え,余り体を動かしていなかったことから,既に足にきていたのである。
 滑ってもすぐに足が動かなかくなり,何度か休憩しながら滑走・下山。
 帰宅後,過去の記録を見ながら当時のことを思い出すと,当時は一生懸命歩かなくても今より速く,しかも足にくるなどあり得ず,下りはスイスイ(もっとも当時はテレマークではなかったが)。
 30代前半と40になってからを比較するのはどうかとも思うが,愕然とした次第。

 夕方,山の会の総会に出席。都合で若干早く帰らせて頂いたが,山の仲間と楽しい一時を過ごすことができ,こちらにも感謝でした。


8:50
管理棟 発
13:30
〜40
神社
15:25
管理棟 着




マンサク(やや手振れ)




この時点ではよく晴れていた




雪が少ない




穴開き




アップ




雲ってきた




雪の少なさは森林限界を超えても同じ。
例年なら見ないような藪や岩の露出が目立った。




千蛇の中より




下山後,浜館公園に立ち寄って花見


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