登山日 | 16.5.8 |
単独で。 6日に平日を挟んだうえでの日曜なので,この時期とはいえさほど混んではいないだろうが,やはり祓川から入るのはためらわれ,猿倉口から。 雪は例年より少ないことは間違いないが,滑るには問題ない状態。 前日の朝に850hPa(標高約1500m)の風の予想図を確認したところ,結構な強さだったのだが,当日下から様子を見ると,山頂は雲がかかり,その雲は確かにかなりの速度で流れていた。 アイスバーンとガスという面白くない状況が予想されたが,同時に天候は回復傾向にあることも予想されていたので,こちらに期待し,無理ならさっさと下山することに決めて歩き出した。 上部は確かにアイスバーンとまでは言えないもののガリガリだったが,徐々に雲が消えたのがなによりであった。但し,強風なのは相変わらずで,舎利坂付近から上は何度も耐風姿勢をとり,なかなか前に進めなかった。 せっかく晴れたので,御田ヶ原方面かあるいはビヤ沢源頭を滑ろうとも思ったが,上から見ると御田ヶ原方面は所々藪が出ていて真っ直ぐ滑れないので却下,ビヤ沢はこんな強風の中移動するのが億劫になり却下。 しかし,そのまま下山するのもどうかと思い,とりあえず百宅口の方へ行ったところ,東面だけあって日が良く当たってザラメになっており,しかもこの時間帯はほとんどシュプールがなかったので,ここを1本滑ることにし,標高1600くらいまで滑って登り返し,下山した。 百宅口を滑っている間は快適であったが,登り返す途中に大分足にきて,その状態でガリガリの舎利坂を滑ったらいきなり足の筋肉が硬直して転倒,不安定な斜面でなんとか回復させてまた滑り出したはいいものの,やはり何度か止まりながらやっと下りたという感じであった。 舎利坂よりも下はザラメになっており滑りは快適であった。 |
8:16 |
猿倉口 発 | |
10:31 〜10:55 |
七高山〜外輪 | |
11:04 〜11:14 |
唐獅子平の下 | |
12:24 〜12:38 |
七高山 | |
13:23 |
猿倉口 着 |
対流雲の上にベールのような薄い雲。珍しいと思ったので撮ってみた。 |
上部はガスの中 |
まだ霧氷が綺麗 |
こちらも |
山頂に近くなると,一瞬晴れたりまたガスったり |
山頂にて さすがにこの日はすいている |
まだまだ晴れたりガスったり |
一旦百宅口の方へ |
唐獅子平避難小屋。もう少し下まで滑った。 |
再び山頂 |
下山中,ヒュッテにデポした灯油缶を回収せねばと思っていたが,車に着いた頃にはすっかり失念,帰りの運転中に思いだした。 またの機会にと思っていたが,帰宅してメールを開くとこんのさんから「3日に回収した」とのメールを頂いていた。感謝です。 |