飯豊連峰  ダイグラ尾根〜梅花皮泊〜梶川尾根


登山日 10.9.4〜5


単独で飯豊連峰へ。
 先週の帰り、ダイグラが話題に出た。また、めおとやま夫妻が梅花皮小屋に入るという話も聞いた。今年はなかなか飯豊に来れなかったことだし、飯豊の稜線をもっと堪能したいと思っていたし…という訳で、即座にダイグラを登ることに決め、ここ一週間、頭の中はダイグラ一色だった。

 例によって夜中に秋田を出発。途中から雨に降られ、なんとなくテンションが下がる。5時過ぎに天狗平着。まだ雨。
 眠かったのと、天候の様子見のため、30分くらい眠ろうと思い、シートを倒した。
 目が覚めた。雨は上がっていた。
 が、6時前にしては異様に明るい。時計を見た。30分後…ではなく、目を覚ましたのはなんと3時間後であった(^^;

 急いで身支度を整えて出発したのが8時25分。ダイグラを登って梅花皮まで行くにはかなり遅い。

 出発時、天狗平は既に蒸し暑かった。余りの暑さで、桧山沢の吊橋までの間に、大汗をかいてしまった。いきなりの大汗とは、何か嫌な予感がした。


1日目2日目
8:25
天狗平駐車場発
7:31
梅花皮小屋 発
10:23
〜28
休場ノ峰
7:43
北股岳
11:52
〜58
宝珠山の肩
8:25
扇の地紙
13:18
飯豊本山 山頂
8:44
梶川峰
13:28
〜55
本山小屋
9:38
湯沢峰
15:09
天狗の庭
10:14
梶川尾根登山口
16:29
梅花皮小屋




休場ノ峰


 嫌な予感は的中した。
 尾根に取っ付き、10分もしないうちに内臓がムカムカするというか、とにかく気分が悪くなった。
 何度も立ち止まり、その度に「止めて引き返そうか」と思った。

 しかし、若い頃に陸上(長距離)をやっていたとき、調子の悪いときは似たような状況を何度も経験したことを思い出した。このようなときは、呼吸とペースを整えながら騙し騙し前へ進んでいるとそのうちケロリとしたものであった。

 そんな訳で当時のやり方を思い出しながらなんとか休場ノ峰まで到着。ここまでの道のりが異様に長く感じた。

 休場ノ峰に到着するまでになんとかムカつきは治まったが、その先は暑さとの戦いだった。




ダイグラはずっと晴れ(=暑い)。
なんとなく湧き上がるガスが恋しくなる…

暑さにやられながら登っていると、小国山岳会のTさんご一行が。御西泊まりとのことでした。




この先はガスで日差が遮られるか?!




と思ったのもつかの間…




本山山頂より本山小屋方面

本山小屋で管理人のTさんとしばらく談笑し、梅花皮へ




本山山頂より行く手を望む




駒形山より




やはり稜線は気持ちいい








途中、本山を振り返る




御西小屋にて

時間の関係もあるし、ガスもかかっているし、何より暑いし…と行かない理由が満載だったので大日のピストンはせず。


 御西から先はガスがかかり、漸く、若干涼しく感じるようになった。




天狗の庭

昨年の作業箇所。遠目なので成果はわからなかった。




夕方、梅花皮小屋から撮った朝日連峰

小屋ではめおとやま夫妻、小国山岳会のKさんに大変お世話になりました。




2日目、北股山頂から本山方面




梶川峰付近から




オマケ

LED付き発電機で発電するkenrokuさん
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